中西巌研究室 キャッチミーイフユーキャン

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戦略ITコンサルタントの仕事術

IT業界で顧客がプロフェッショナルにお金を支払うケースは次の3つである。

(1)自分が思いつかない重要なことを教えてくれる。
(2)自分では思いついても,能力的に困難なことを実行してくれる。
(3)自分でも知っているし能力的にも実行可能だが,コスト的に見合わないことを代行してくれる。

 誤解を恐れずに言えば,(1)が主にコンサルタントの仕事,(2)がシステム開発に携わるSEの仕事,(3)が運用保守やアウトソーシングに携わるSEの仕事となる。人月単価で計算するこの業界の悪癖を肯定するわけではないが,この場では理解しやすいように人月単価の相場観で比較すると,(1)=300〜600,(2)=120〜250,(3)=100〜150(万円/人月)といった数字であろうか(これも今となってはかなり楽観的な数字だが)。運用保守・アウトソーシングSE,システム開発SE,コンサルタントの順に人月単価が高くなる。
しかし,顧客が支払うコスト全体で見れば,全く逆の順序となる。システムにかかる費用を累積すると,(3)=数十億円,(2)=数億円,(1)=数千万円,という具合だ。つまり,顧客としては,多少単価が高くともコンサルタントを雇って下流工程のリスクを低減するほうが得策なのである
そのためには上流工程がしっかりとしていなければいけない。上流工程がいいかげんだとプロジェクト後半で後戻りが発生し,全体として大失敗になることは今や常識となっている。そこにコンサルタントの需要が発生するというわけだ。

 このようにコンサルタントはSEよりもさらに上流工程に携わる。プロジェクトも小さく10名程度のチームが多く,大規模プロジェクトのプロジェクト・マネジメント能力が求められることはない。ただし,単価が高いだけに顧客からのプレッシャーは非常に強く,その期待に十分に応えるだけの能力が要求される。
仕事の効率を3倍向上させるコツが,3つある。(1)百ミツの鉄則,(2)タテ・ヨコ思考,(3)「だから何なんだ?」×3だ。




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| | 2008年11月12日(Wed)12:00 [EDIT]


 

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